はちみつの効果を無駄なくより効果的に摂取する方法
はちみつは体に良い食べ物として広く知られているけど、実際どれほどすごい効果があるのかまでは知らずに「漠然とはちみつは体に良い」と思っている人がほとんどだと思います。
ですのでハチミツの効果について紹介していきます。
はちみつには良質なビタミン類やミネラル、アミノ酸が多く含まれている
はちみつにはビタミン・ミネラル・アミノ酸など豊富な栄養成分が含まれています。
ビタミン・・・・ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ニコチン酸ビタミンC、
ビタミンK、パントテン酸など
ミネラル・・・・カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、銅など
アミノ酸・・・・プロリン・グルタミン酸・アラニン・ロイシンなど
はちみつを作る蜂はミツバチだけ
普段目にするメジャーな蜂といえばアシナガバチ・スズメバチ・ミツバチとなりますけどこの蜂の中ではちみつを作ることができるのはミツバチだけです。
ミツバチだけがはちみつを作ることが出来るのは何を食べて生きているのか?というのが大きく関係しています。
アシナガバチの主食は主に芋虫になり、スズメバチの主食は昆虫類となります。
それに対しミツバチは肉食ではなく花の蜜から作られるはちみつと花粉を食べて生活しています。その為ミツバチだけがはちみつを作ることが出来ます。
ミツバチにはセイヨウミツバチ(西洋蜜蜂)とニホンミツバチ(日本蜜蜂)の2種類が生息している。採取されるはちみつにも違いがある!!
はちみつをつくることができるミツバチにはニホンミツバチ(日本蜜蜂)とセイヨウミツバチ(西洋蜜蜂)の2種類が存在します。
ニホンミツバチはもともと日本に生息していたいわゆる在来種になります。それに対しセイヨウミツバチは明治時代にアメリカから輸入されたとされているので外来種になります。
日常の生活で目にするスーパーで販売されている「はちみつ」ですが、このほとんどが外来種のセイヨウミツバチから採取されたはちみつとなります。
その理由はセイヨウミツバチから採取できるはちみつの量によります。セイヨウミツバチからは年2回程度採取できて、採取できる量も多いことから値段が安いからです。
逆にニホンミツバチから採取できるはちみつの量はセイヨウミツバチと比べるとたったの5%程度。しかも1年に1回しか採取することができません。その為とても希少で高価なはちみつとなります。
また、はちみつを作る際にニホンミツバチは、ある特定の花から蜜と花粉を集めてはちみつを作るセイヨウミツバチとは違い複数の花から蜜と花粉を集めてはちみつを作るので「百花蜜」と呼ばれています。
ニホンミツバチから採取できる希少で高価なはちみつの「百花蜜」その特徴とは!?
ミホンミツバチは複数の花から蜜と花粉を集めてはちみつをつくるのでニホンミツバチから採取できるとても希少で高価なはちみつは百花蜜と呼ばれています。
その希少で高価な百花蜜のはちみつの特徴は重厚感がある味わいで深い独特のコクがあります。またとれる季節や地域によってその味わいも様々です。
より鮮度のよいはちみつを摂取したい人には蜂の巣ごと食べるのがおすすめです。蜂の巣
自体も蜜から出来ているので食べることができます。また蜂の巣の中のハチミツは空気にあまりふれていないのではちみつの鮮度は抜群です。
はちみつ上級者におすすめ!栗の花から採取できる栗蜜
はちみつの上級者におすすめなのが栗の花から採取できる希少価値の高い栗蜜です。
普段目にしているはちみつの色とは違って茶褐色から黒に近い色をしていて香りは栗の花独特の匂いがあります。
味は濃厚でほろ苦い後味もあって個性的な味をしています。また一般的なハチミツと比べるとカルシウム・鉄分が多く含まれているので栄養価も高いです。
ニュージーランドのはちみつマヌカハニーは風邪予防やピロリ菌対策に効果的
ニュージーランドに咲くマヌカの花からとれるハチミツのマヌカハニーはメチルグリオキサールという殺菌成分が多く含まれているので高い殺菌効果を持っています。その殺菌効果は通常のはちみつの10倍以上とも言われています。その他にもビタミン・ミネラル・アミノ酸を豊富に含んでいるので栄養価がとても高いです。
その優れた効能から「復活の木」という意味の「マヌカ」と名付けられています。
メチルグリオキサールは体内に入ると優れた殺菌効果で悪性菌をやっつけてくれます。その悪性菌というのは日本人の半数以上が感染していて、高齢者になるほど感染率が高く胃がん発症の原因と言われている胃の中の細菌「ピロリ菌」です。
胃がん発症の原因となるピロリ菌に対して効果的なのは有難いですね。また、2014年に長崎大学から発表された論文によるとインフルエンザウイルスの増殖を抑制効果があるとされているのでこれからの季節インフルエンザの予防対策に利用するのもよさそうですね。
また炎症を和らげる効果もあるのでマヌカハニーを摂取するだけで咽喉の痛みにも効果的です。またマヌカハニーの高い殺菌効果を利用してマヌカハニー入りの咽喉ケアスプレーもあります。携帯できていつでも利用できるのでとてもおすすめです。
はちみつには認知症・高血圧予防の効果があった!!認知症・高血圧予防により効果的なはちみつの摂取方法は!?
現在日本では認知症患者・認知症予備軍に該当する高齢者は多くいて4人に1人の割合になっているそうです。
体内の常在菌がLPSという毒素を出していて、そのLPSが血液にのって脳へ到達すると炎症を起こし認知症になるリスクを高めているそうです。
そんな脳の炎症を抑えるのに効果的なのがはちみつです。
はちみつに含まれている「フラボノイド」という成分が効果的だそうです。
認知症・高血圧予防に効果的なはちみつの摂取方法
・トマトにはちみつをかけて食べる
トマトに含まれるリコピンは強い抗酸化作用を持っているのではちみつと併せて摂取すること
でより認知症予防効果が高まる
・緑茶にはちみつを入れて飲む
緑茶に含まれるエピロカテキンガレートには神経細胞を保護したり修復する効果がありはちみ
つに含まれているポリフェノールは腎臓の働きを活発にして血圧を下げる働きがあるので高血
圧予防にも効果的です。
・ニンニクはちみつ醤油漬け
作り方はとっても簡単で生のニンニクを瓶に入れて、醤油とはちみつを加えて冷蔵庫で2か月
間寝かせるだけ
はちみつに含まれるポリフェノールが腎臓の働きを活発にして、ニンニクに含まれるアリシン
が血管を拡張してくれるので高血圧予防に効果的です
健康効果絶大のはちみつですが1歳未満の赤ちゃんに与えてはいけません!!乳児ボツリヌス症になる可能性があります
はちみつの中にはボツリヌス菌の芽胞が入っている場合があります。大人はこのボツリヌス菌を摂取しても問題はないのですが、1歳未満の乳児は体がまだ未熟な為乳児ボツリヌス症を発症してしまうことがあります。
また、はちみつを加熱したとしてもこのボツリヌス菌は熱に強く100℃で10分加熱しても殺菌できませんのでご注意下さい。
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